バックエンド処理はサーバーサイドでおこなわれる処理の開発であり、よく利用される言語としてはPythonやPHPなどが挙げられます。
フロントエンドは逆にユーザからみたUIを構成する処理部分と考えて良いでしょう。
今回は、重要なバックエンド開発でよく利用されるフレームワークを紹介します。
バックエンド開発とは
バックエンド開発は、Webアプリケーションなどユーザが見える/触れる部分ではなく、ユーザには見えない部分を担当します。
主にデータベース処理やブラウザ間のデータ保存や通信処理、セキュリティ機能の構築などが挙げられます。
バックエンド開発でフレームワークを使う理由
バックエンド開発でのフレームワーク利用は、基本的に開発機能のエクスペリエンスを自動化することを目的としています。フレームワークを利用するメリットは下記の通りです。
おすすめフレームワーク5選
Django
PythonベースのオープンソースWebフレームワークです。データベース駆動型で複雑なWebサイトを開発するのに非常に有用なフレームワークとされています。
主にSpotifyやDropBoxが有名ですね。
StackOverflowにて2021年に最も優れた開発フレームワークとして選ばれた特徴もあります。
Express.js
Express.jsは軽量なNode.jsのWebアプリケーションフレームワークです。
Webアプリケーションだけでなくモバイルアプリケーションにも対応しており、バックエンドフレームワークとしては人気となっています。
IBMやUberといった大企業でもよく取り上げられているのが特徴です
Flask
Pythonベースのフレームワークで、パワフルなWebアプリを構築する際によく利用されます。ブラウザを利用せずWebサーバベースのWSGIフレームワークのため、モバイルアプリの開発者の約50%がFlaskを利用していると言われています。
Laravel
オープンソースのPHPフレームワークとして一番人気があるMVCアーキテクチャを採用しているフレームワークです。バックエンド開発においてもシェアはトップとなっており、リレーショナルデータベースの利用やデプロイメント、メンテナンスサービスも提供しているのが特徴です
Ruby On Rails
Ruby on railsは昔からあるオープンソースのフレームワークで、Ruby言語で記述されています。このフレームワークは選択肢を削ぎ落とし、最良のシンプルな答えを提供することを理念に提供されています。そのため、非常にシンプルで軽量であるフレームワークです。
最後に
バックエンド開発で利用するフレームワークも利用用途に応じて選定することで、開発パフォーマンスを向上させることができます。
是非様々なフレームワークを試してみてください。