バックエンド開発でよく使うおすすめフレームワーク5選

バックエンド処理はサーバーサイドでおこなわれる処理の開発であり、よく利用される言語としてはPythonやPHPなどが挙げられます。

フロントエンドは逆にユーザからみたUIを構成する処理部分と考えて良いでしょう。

今回は、重要なバックエンド開発でよく利用されるフレームワークを紹介します。

バックエンド開発とは

バックエンド開発は、Webアプリケーションなどユーザが見える/触れる部分ではなく、ユーザには見えない部分を担当します。

主にデータベース処理やブラウザ間のデータ保存や通信処理、セキュリティ機能の構築などが挙げられます。

バックエンド開発でフレームワークを使う理由

バックエンド開発でのフレームワーク利用は、基本的に開発機能のエクスペリエンスを自動化することを目的としています。フレームワークを利用するメリットは下記の通りです。

メリット
  1. セキュリティ
  2. 作業効率の向上
  3. 一意性
  4. 拡張性

おすすめフレームワーク5選

Django

PythonベースのオープンソースWebフレームワークです。データベース駆動型で複雑なWebサイトを開発するのに非常に有用なフレームワークとされています。
主にSpotifyやDropBoxが有名ですね。

StackOverflowにて2021年に最も優れた開発フレームワークとして選ばれた特徴もあります。

Djangoの特徴
  • 管理画面の自動生成
  • 汎用性が高い(フルスタックフレームワーク)
  • セキュリティ強度が高い
  • Pythonライブラリが流用可能

Django

Express.js

Express.jsは軽量なNode.jsのWebアプリケーションフレームワークです。
Webアプリケーションだけでなくモバイルアプリケーションにも対応しており、バックエンドフレームワークとしては人気となっています。
IBMやUberといった大企業でもよく取り上げられているのが特徴です

Express.jsの特徴
  • 構成要素をすべてJavascriptで記載できる
  • 軽量でカスタマイズ性が高い
  • Node.jsがコアのためnpmモジュールが豊富
  • 日本語ドキュメントが豊富

Express.js

Flask

Pythonベースのフレームワークで、パワフルなWebアプリを構築する際によく利用されます。ブラウザを利用せずWebサーバベースのWSGIフレームワークのため、モバイルアプリの開発者の約50%がFlaskを利用していると言われています。

Flaskの特徴
  • 軽量かつシンプル
  • 拡張性が高く、初心者も理解しやすい
  • 小・中規模開発に向いている

Flask

Laravel

オープンソースのPHPフレームワークとして一番人気があるMVCアーキテクチャを採用しているフレームワークです。バックエンド開発においてもシェアはトップとなっており、リレーショナルデータベースの利用やデプロイメント、メンテナンスサービスも提供しているのが特徴です

Laravelの特徴
  • MVCアーキテクチャをサポート
  • 組み込みのテンプレートを用意(Bladeテンプレート)
  • アプリケーションのパフォーマンスを向上させるライブラリが数多く提供されている

Laravel

Ruby On Rails

Ruby on railsは昔からあるオープンソースのフレームワークで、Ruby言語で記述されています。このフレームワークは選択肢を削ぎ落とし、最良のシンプルな答えを提供することを理念に提供されています。そのため、非常にシンプルで軽量であるフレームワークです。

Ruby On Railsの特徴
  • シンプルで直感的にコーディング可能
  • MVCアーキテクチャをサポート
  • 小・中規模向け

Ruby On Rails

最後に

バックエンド開発で利用するフレームワークも利用用途に応じて選定することで、開発パフォーマンスを向上させることができます。

是非様々なフレームワークを試してみてください。

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