CSSフレームワークは、ボタンやナビゲーションメニュー、フォームなどのWebサイトに必要なレイスとを構築するためのコードがまとまって用意されているものとなります。
CSSフレームワークを利用することで、以下のメリットが生まれます。
このようなメリットが得られるフレームワークですが、今回は、押さえておくべきフレームワークを5つ紹介いたします。
押さえておくべきフレームワーク5選
Bootstrap
Boostrapは最も優れたCSSフレームワークの一つです。
このフレームワークは「Twitter社」によって開発され、2011年にリリースされました。
Bootstrapの特徴は下記の通りです。
利用ケースとしては、「工数の削減」「いろいろなデバイスに対応させる」「Webデザイナーがいない」などと言った場合に利用するケースが多いかと思います。
Foundation
FondationフレームワークはZURB社によって開発されたフレームワークです。他のフレームワークと違い、カスタマイズ性が高いのが特徴です。
Fondationの主な特徴は下記の通りです。
Facebook や Yahoo!といった有名企業も利用しているフレームワークとしても有名ですね。
Tailwind CSS
Tailwind CSSは2019年にリリースされたこともあり比較的新しいCSSフレームワークとなります。
このフレームワークは汎用的なクラスがたくさん用意されており、主な特徴としてはCSSを新しく書く必要性がないといった特徴があります、
Tailwind CSSの主な特徴は下記の通りです。
このフレームワークはReactやVueといったjavascriptフレームワークと組み合わせて使うことで本領を発揮するフレームワークと言えるでしょう。スクラッチのHTML/CSSサイト等とは相性があまりよくないので使い所は見極める必要があります。
Bulma
BulmaはBootstrap同様にレスポンシブデザインを採用しており、モバイルファーストを意識していると言えるでしょう。特徴としてはBulmaはsassで記述されており、そのsassが構成要素ごとに分割されているため、使う場合は必要なモジュールを取り込んで利用することができるのが特徴です。
主なBulmaの特徴は下記の通りです。
CSSのみで構成されているため、高速化を検討しているサイト等では採用してみてはいかがでしょうか?
Semantic UI
Semantic UIは2014年に誕生し、デザイン性が高いフレームワークとして人気があります。自由度が高く、テーマ数が3000以上用意されており、レスポンシブデザインを採用しているという点が特徴となります。
主なSemantic UIの特徴は下記の通りです。
フレームワークを利用すると、似たようなサイトが出来上がることが多いですが、Semantic UIではデザイン性が高いということもあり、自由度が高いWebサイトを作成することができるので、お勧めです。
さいごに
CSSフレームワークを利用する場合は、それぞれのフレームワークの特徴を理解し、作りたいサイトにマッチしているかどうかを考えた上で利用することをお勧めします。