はじめに
新型コロナの感染予防により、在宅勤務が急速に増えたことでWeb会議の需要がたかまりました。
IT企業の多くは、在宅勤務で利用しているデバイスやそれに関連するリスクを監視していません。
場合によっては、マルウェアにデバイスが感染し、攻撃者がアクセスできるリモートサーバーに機密ファイルなどがアップロードされる可能性があります。
本記事では、Web会議の3つのリスクについて紹介します。
スクリーンショット マルウェア
1つめのリスクとして上げられるのが、スクリーンショットによる情報漏洩です。
定期的にスクリーンショットを撮るマルウェアにデバイスが感染し、攻撃者がアクセスできるリモートサーバーにアップロードされる可能性があります。
Web会議の会議中に画面上で共有された情報が漏洩する可能性があるため、組織に重大なリスクをもたらします可能性があります。
画面共有による漏洩
デバイスの使用者が不明瞭のため、ローカルにインストールされているWeb会議アプリを競合他社の客とWeb会議を行います。
その時にビジネスアプリを閉じ忘れた状態で画面共有を行ない、そのビジネスアプリが客側で閲覧できてしまったことで重要な情報が漏洩してしまう といった恐れがあります。
Web会議ポータルのなりすまし
これは、Web会議サイトになりすましたサイトの増加です。
この様なサイトにアクセスしてしまうと、アクセス者に対して悪意あるソフトウェアが配布される可能性があります。
最後に
在宅勤務によるWeb会議が増加して居ますが、今後も働き方改革でWeb会議を利用することは多くなるかと思います。
Web会議にもたらされるリスクはとても重大であり、IT企業の方々はこの様なリスクに対する対策などセキュリティを確保する必要があると思います。