XMLデータをDataSetに読み込む方法

はじめに

本項では、XMLファイルのデータをDataSetに直接読み込む方法と、その利用方法についての備忘録です

XMLスキーマの生成

まずはDataSetに読み込む前にXMLスキーマを用意します



    
        
            
                
                    
                        
                            
                            
                            
                            
                       
                   
               
           
       
   

XMLファイルの用意

XMlスキーマを用意したら次にスキーマに沿った構成でデータを用意していきます。



    
        sample1-1
        sample1-2
        sample1-3
        sample1-4
   
    
        sample2-1
        sample2-2
        sample2-3
        sample2-4
   

DataSetへの直接読み込み

XMLの用意が完了したので、早速DataSetに読み込みます

using(DataSet dtSet = new DataSet())
{
    // Read XMLSchema
    dtSet.ReadXmlSchema(“C:\sample\samplel.xsd”);

    // Read XMLData
    dtSet.ReadXml(“C:\sample\sample.xml”);

    // テーブル名を指定してDataTableを読み込む
    using(DataTable dt = dtSet.Tables[“SampleTable”])
    {
        for(int i = 0; i < dt.Rows.Count; i++)
        {
            Console.WriteLine(dt.Rows[“SampleClmn1”].ToString());
        }
    }
}

結果は下記の通り

sample1-1
sample2-1

最後に

いかがでしたでしょうか。

DB接続時(本番環境)とテスト用で分けて開発する際に、評価用としてDBを利用できないケースやテスト効率化のためにXMLファイル等で利用する場合もあるかと思います。

その際に、役立ててもらえればと思います。

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