こんばんわ。Highroです。
6日ぶりの更新になります。
今日は、SCCM(System Center Configuration Manager)から取得する情報についてメモしておきます。企業ではSCCMを利用してコンピュータを管理しているところは結構あると思います。
このSCCMですが、導入すると、たくさんのテーブルやビューが初期で作成されるため、どのテーブルやビューにどんな情報があるのか大変です。
今回は、SCCMの接続先である「管理ポイント」の情報を取得する場所や方法について記載します。
参照するテーブル
SCCM管理ポイントを取得するための参照テーブルは下記になります。
Sites テーブル
しかし、ここのテーブルだけでは、ターゲットとするPCの管理ポイントの情報がわかりません。
このテーブルにはあくまで、サイトに関する管理ポイントの情報が格納されているのです。
そこで、PC情報と紐づけるために参照するテーブルが下記になります
Sites_DATA テーブル
このテーブルには、コンピュータのユニークIDとサイトコードの一覧が保存されています。
上記二つのテーブルを結合して、SCCM管理ポイント(Management Point)を取得することができます。
SQL文
SELECT A.DefaultMP FROM Sites A INNER JOIN Sites_DATA B ON A.SiteCode = B.SiteCode WHERE CI_ID = 〜〜〜
上記SQL文はあくまで一例です。
上記のようにして、対象のコンピュータの管理ポイントの情報を取得することができるようになります。
補足
今回は、SCCM管理ポイントの情報を取得する方法について、記載しましたが、コンピュータの情報(CPUやHDD、OS等の情報)を取得する場合は下記のビューに含まれています。
ビュー
v_R_System ビュー
このビューを利用することで、コンピュータの様々な情報を参照することができます。
SCCMはPCの様々な情報を取得することができるので、使い込めばかなり良いツールだなぁと思いました。